日本正月協会の活動内容
「お正月」は、1,000年以上の歴史を持ち、日本ならではの発展を遂げた、食・行事・遊び・芸術などのパッケージとなった文化です。その魅力は海外に十分に知られておらず、また、近代化によって国内の意識も薄らいでいることから、その啓発と後世への継承を目的とし、日本正月協会は2018年3月16日に組織されました。
<日本正月協会の取り組み>
<日本正月協会への連絡手段>
日本正月協会の組織概要
組織名 | 日本正月協会 |
活動形式 | 任意団体(民間) |
代表者 | 総理事長 今成優太 |
所在地 | ・日本正月協会 本部 (予定地) 〒377-0007 群馬県渋川市石原1623-2 ※郵便物は、ポストに投函できるもののみ受け付けております。 ※人は常駐しておりません。ポストのみ設置しております。 ・日本正月協会 千葉支部 千葉県千葉市内 |
電話番号 | ※電話によるお客様サポートはおこなっておりません。 |
発足 | 2018年3月16日 |
連絡メールアドレス | 代表アドレス【sales-dept★oshogatsu.org】 (上記★を@に変更してください。) その他、「××××@oshogatsu.org」のように、@以降が「oshogatsu.org」のメールアドレス。 |
連絡方法 | お問合せフォーム(https://www.oshogatsu.org/contact_us/)から |
日本正月協会の発足に至った経緯(協会理事)
私は日本文化を、この国の一つの資源と考える。日本は、資源大国でない。しかし、日本の「文化」は、諸外国にはない一つの資源として、独自の優位性を持っている。
15年ほど前、私は絵画を学ぼうと、イタリア留学を考えていた時期があった。当時の私は、新しさや先進性を追い求めていた。「ヨーロッパに行けば、何か先進的な表現手法が研究されているだろう」との想いから、訪れたイタリアの美術学校では、意外にも、主に「修復学」が教育されていた。
イタリアは、ルネサンス時代の美術文化を見ようと集まる観光客からの観光収益が一つの産業の柱となっている。それに伴って、イタリアの美術学校では、古代美術の「修復と保存」が主な教育内容となっていたのである。
「何か新しいモノを作ろう」とイタリアを訪問した私は、大いにカルチャーショックを受けた。帰路につく傍ら、「何か新しいモノを作ろうとした私の求めるものはここにはない」と思いながらも、「先人から受け継いだ文化を保存することで、生計を立てられるている国がある」と知ったことは、今日の私を形成する上で、重要な分岐点となった。
一方で、私は、伝統文化にあまり関心のない家庭や地域で生まれ育った。私の出身地、群馬県渋川市は他に比べると、伝統やしきたりに関心の希薄な地域である。また、私の祖母の幼い頃、曾祖母が空爆により爆殺され、祖母にしきたりが完全に受け継がれなかったことも、私が伝統との関わりの薄い原因だろう。
伝統に無関心な環境で生まれ育った私が、イタリアの経験を踏まえて日本の伝統や文化を見つめ直した時、そこにはたくさんの感動があった。それは、外国人や、東京生まれ東京育ちの若者が、初めて日本の伝統文化と触れるのと同じように、新鮮で、魅力的な気持ちだろうと解釈している。
イタリアから帰ってのち10数年間、私は日本のどんな伝統を継承し、次代に受け継ぐべきなのか?長い間検討し続けていた。そんな折、2017年末。かつて「ミスターお正月」とも呼ばれ、「お正月の顔」として親しまれた、海老一染之助・染太郎さんがお亡くなりになった。
そのことを念頭に、迎えた2018年1月元日。妹が体調を崩して寝込んでいた。正月と言えど、何か虚しい気持ちで過ごした2018年元日であった。何かこのままではいけない気がして、私は手持ちぶさたに動画を作り始めた。何度か動画を作り続ける中、私は「正月」というものについて、何も知らない自分自身に気づいていった。掘り下げて「正月」というものへの知識を深める中で、「私は日本のどんな伝統を継承し、次代に受け継ぐべきなのか?」10数年間探し続けた疑問への答えが、そうしてようやく見つかったのである。
日本正月協会の活動内容について
2020年以降
投稿は見つかりませんでした
2019年
(※クリックでPDFがダウンロードできます)
2018年
(※クリックでPDFがダウンロードできます)
認証・登録
・文化庁「beyond2020」
日本正月協会の一部の事業は群馬県によりbeyond2020の認証を受けています。
(2019年8月~)
・農林水産省「Let’s!和ごはんプロジェクト」
日本正月協会は農林水産省の官民協働プロジェクト「Let’s!和ごはんプロジェクト」に参画しています。
(2021年9月30日~)
(公式サイト:https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/wagohan_project.html)
更新履歴
- 2023年06月06日 更新
- 2021年11月30日 本部予定地を公開