小学校・中学校・高校から大学・専門学校・習い事まで、日本文化や歴史教育の一環として、正月アドバイザー®検定を採り入れてみてはいかがでしょうか?
一部の高等学校で、正月アドバイザー®検定の組み込み授業の取り組みが始まっています。このページでは、教育機関の皆様に向け、正月アドバイザーⓇ検定[初級]組み込み授業のご案内をしております。
正月アドバイザー®検定の案内ページは以下より。

▼教育機関の方限定で、活用事例のサンプルデータを無料で提供しています▼
※学校名・担当者名・「※サンプルデータ希望」とお書き添えの上、お問い合わせください。
正月の文化教育はなぜ必要か?
ポイント
- 高校生が「門松」の名前すら知らない現状
- 伝統文化の急速消滅の背景には「家族関係の悪化」の影響も
- 外国人にとっては、接した日本人が日本代表者
- お正月の文化は日本人必携の基礎知識
- お正月の文化教育の専門家が必要

ある高校での授業で、衝撃の事実が明らかになりました。
「これが何かわかる人、手を挙げて」と、教師がイラストを指差しながら生徒に促すと、生徒は誰も手を挙げませんでした。
高校生は、誰も、それが何か、わからなかったのです。
「それ」というのは、正月の風物詩である「門松(かどまつ)」でした。
その高校の高校生たちは、誰一人として、門松の名前すら知らなかったのです。
伝統文化の急速消滅の背景には「家族関係の悪化」の影響も
その高校の生徒が門松を知らなかった背景には、家族関係の悪化がありました。
塩谷幸子 著「食文化の継承意識に影響する家族関係―正月料理の変化を通して」によれば、「食文化の継承には、”食”以前の家族の関係性のありようが影響する」ともあり、伝統文化は良好な家族関係なくして継承されないことが明らかになっています。
2019年度の厚生労働省の調査によると、日本の離婚率は約35%前後となっており、3組に1組の夫婦が離婚すると言われています。
共働きが増え、家族環境が複雑化した社会では、伝統文化も家庭内での継承が難しくなってきています。
家庭の中で文化が継承されていかないとするならば、学校であったり、日本正月協会のような外部機関が、次の世代に向け、継承していかなければなりません。
外国人にとっては、接した日本人が日本代表
これは特に、国際化された社会の中では必要なことです。
日本人が外国の人と接する時、相手にとっては、接した日本人が「日本の代表者」なのです。日本の代表者が、日本のことを何も知らなかったら、どう思われるでしょうか?
これはいわば、自社の商品のことを何も知らない営業マンが、商品の売り込みをかけるようなもの。「お前は何をしに来たんだ」と笑われてしまいます。
インターネットで、どこで誰とでもつながれる社会になったからこそ、自分の地域や、日本のことを知っておくことの重要性が増していると言えるでしょう。
お正月の文化は日本人必携の基礎知識
正月は、日本の歴史とともに歩んできた、最古級の伝統文化です
当協会の調査によれば、正月は、縄文時代、日本の歴史の始まりとともに歩み始めた、3000年の歴史のある国内最古級の伝統文化です。室町時代に、中国から様々な文化がやってくるよりも前から、正月の行事や風習のいくつかが存在していた可能性があります。
お正月には他国の文化の影響は様々に見られますが、日本の独自文化と言って差し支えないでしょう。
日本らしさの一つの大きな骨格部分であり、これを知らずして日本の文化や伝統を知っているとは言えません。
すなわち、お正月の文化は、日本人として必携の基礎知識だと言って過言ではないでしょう。この文化の教育は、日本人が日本でいる限り、続けていかなければなりません。
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日本正月協会だからできること

日本正月協会は、日本全国のお正月の郷土文化や歴史などを、現地を調査しながら、情報発信する研究団体です。お正月の文化は地域によって様々ですから、地域の事情に応じた対応が可能です。
ここが違う!正月アドバイザー®検定[初級]組み込み授業の利点
- 各校・各教員の指導イメージに合わせ、出題難易度をカスタマイズ!
- カンニングフリー(試験中の調査・相談可)の利点を活かし、調べる・学ぶきっかけを作る!
- 合格証発行で履歴書項目数アップ!
- 専門家派遣も可
1、各校・各教員の指導イメージに合わせ、出題難易度をカスタマイズ!
正月アドバイザー®検定[初級]は、「小学三年生向け」・「オンライン受検」・「3択問題式」で実施されています。
いわば、誰でも簡単に合格できる検定として実施されていますが、授業に組み込む際には、児童や生徒の学力に合わせて、教員の判断により、難易度の調整や、ペーパーワークとしての実施が可能です。
例えば、3択問題ではなく、4択問題や記述式にしたり。
正月シーズン以外の実施では、季節の風物詩を出題内容に織り交ぜて、児童や生徒の関心を高める使い方もできます。
当協会の基準を上回る設問へカスタマイズできるので、生徒の学力や、教員の指導イメージに応じて、授業へ組み込むことができます。
2、カンニングフリー(試験中の調査・相談可)の利点を活かし、調べる・学ぶきっかけを作る!
正月アドバイザー®検定[初級]は、「カンニングフリー」で実施されています。
試験中に他人と相談したり、ネットで調べることも認めています。
なぜならば、この検定初級の目的が「知識の履修」ではなく、「正月の文化に関心を持たせること」にあるからです。
調べて、学びながら、日本文化を学ばせることができます。
3、合格証発行で履歴書項目数アップ!

協会の承認を得て実施される試験は、オンライン上で実施される日本正月協会の公式の試験と同等のものとして認められ、当協会から公式に合格証を発行することができます。
合格証の発行された方は、履歴書への掲載を認めていますので、就活に有利に働きます。
4、専門家派遣も可
日本文化を専門的に学んだ教員が不在の学校については、当協会から、専門家を派遣することが可能です。
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組み込み授業実施の流れ
- 1問い合わせフォームからの問い合わせ
当協会問い合わせフォームより、学校名・担当者名・ご要望をお書き添えの上、お問い合わせください。
- 2オンライン面談・対面等で面談・打ち合わせ
メールやZoomなどのツールを使ってのお打ち合わせにより、実施方法などを検討していきます。
- 3カスタマイズ審査
学校・教育機関により、試験内容をカスタマイズされる場合は、当協会からの承認が必要になります。
- 4検定試験実施
学校・教育機関により、検定試験を実施します。
- 5回答をデータ送信または郵送
学校・教育機関により、回答を郵送またはデータにてご提供いただきます。
- 6学校あてに合格証を郵送
希望者には合格証を郵送します。
料金について
料金は、個別の事情に応じます。
Q&A
Q、どんな学校でも実施できますか?私塾でも実施できますか?
A、はい。私塾でも実施できる場合があります。
ただし、公共教育機関でない場合、一定の審査基準を設けています。
- 公序良俗に反しないこと。
- 政治活動・宗教活動を行っていないこと。
- 反社会勢力とのつながりがないこと。
- 試験の実施に十分な設備・人材を有していること。
などが主な要件となります。
ただし、現時点では、制度設計が十分でないため、正月アドバイザーⓇ検定実施機関であることや、日本正月協会Ⓡからの認定を受けたことを、宣伝目的で利用することは禁止しています。違反した場合、商標法違反により、厳しく罰せられることがあります。
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