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童謡「お正月」の歌詞や著作権情報

コラム
子どもに自信をつけるには?

お正月の歌といえば「もういくつ寝るとお正月」の
うたい出しで始まる、凧あげやコマ回し、毬(まり)つきや羽根つきといった、
お正月遊びを題材とした、こちらの童謡ではないでしょうか?

<お正月>
作詞:東 くめ
作曲:滝 廉太郎

もういくつねるとお正月
お正月には 凧あげて
こまをまわして 遊びましょう
はやくこいこいお正月

もういくつねるとお正月
お正月には まりついて
おいばねついて 遊びましょう
はやくこいこいお正月

しかし、平成、令和と時代は大きく変わり、この歌に描かれている光景を見かけることは滅多になくなりました。そこで、世に広くお正月の魅力を広める活動をしているYouTuber、ミスターお正月氏は、新たなるお正月の歌を作詞されました。以下に掲載いたします。

歌詞の後に、この曲の作詞に至った経緯など、詳細を掲載しております。
ぜひ、皆さんチェックしてみてください。

<お正月(お正月の歌2019/平成バージョン) >
作詞/ミスターお正月
作曲/滝廉太郎

平成の世のお正月
笑っちゃいけない年末を
過ぎたらみんなで笑いましょう
令和になったらどうなるの?

平成の世のお正月
お正月には初詣
おみくじ引いて運試し
令和になったらどうなるの?

平成の世のお正月
お正月にはお年玉
親戚たかって大儲け
令和になったらどうなるの?

平成の世のお正月
お正月にはスマホ見て
あけおめラインに返事しよ
令和になったらどうなるの?

平成の世のお正月
パックに入った餅開封
焼いたり煮たり調理しよ
令和になったらどうなるの?

平成の世のお正月
お正月には食っちゃ寝だ
体重計るのあとにしよう
令和になったらどうなるの?

平成の世のお正月
お正月には早寝して
一富士二鷹三茄子
令和になったらどうなるの?

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【作品解説】「お正月(お正月の歌2019/平成バージョン)」

「お正月(お正月の歌2019/平成バージョン)」を作詞した経緯

童謡「お正月」の著作権

「もういくつ寝るとお正月(もういくつねるとおしょうがつ)」の
歌い出しで始まる、凧あげやコマ回し、毬(まり)つきや羽根つきなど、
お正月遊びを題材とした童謡。これが日本で最も名の知れたお正月の歌ではないでしょうか?

東くめ氏作詞によるこの歌は、現在も著作権が存続しております。
しかし、滝廉太郎氏作曲によるメロディは、すでに著作権が切れています。そのため、滝廉太郎氏作曲によるメロディに乗せて、新たなる歌詞を歌うことは自由にできます。

ということで、ミスターお正月氏は、平成のお正月のあり様を示す、全く新しい歌詞を作詞されました。
これは「替え歌」ではなく、「全く新しい歌詞の曲」です。
ぜひ、皆さんで歌ってみてください。

お正月の変化を歌で後世に残すことの大切さ

東くめ氏作詞による童謡「お正月」は、
お正月の到来を待ちわびるこどもの気持ちをうたった名曲ですが、
昭和~平成~令和と、時が経つにしたがい、人々の生活様式は様変わりし、
いつしかそのようなお正月の過ごし方は見られなくなってきました。

かつて日本で、たこあげ、こままわし、まりつき、はねつきなどの
お正月遊びが行われていたという歴史を語り継ぐうえで、
この曲が歌われ続けることはとても大切なことで、
民俗学上の大きな意味があります。

しかし、それは同時に、
変化した時代の新たなるお正月の過ごし方を次世代に伝えるため、
その時代の感性で、新たなる楽曲を生み出すことの大事さを
物語っているとも言えるのではないでしょうか?

平成から令和へ。時代の転換点の中、人々の生活様式の変化を歌で後世に残す

2019年、元号が平成から令和へと変わりました。

そして2020年になり、国際社会は新型コロナウィルスの脅威にさらされ、
人々の生活様式は、根本的な転換を迫られています。

令和のお正月の過ごし方は、平成とは全く違ったものになっていくことを、
この記事の著者は、痛切に感じております。

以上のように、この時代の節目の中で、平成がどういう時代であったかを
歌に込め、記録する目的で、この歌詞は作詞されました。

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「お正月(お正月の歌2019/平成バージョン)」の歌詞の著作権

新たなるお正月の歌「お正月(お正月の歌2019/平成バージョン)」は、なるべく多くの皆様に自由に歌っていただきたいので、著作権について、できる限りパブリックドメイン(著作権放棄)に近い形での提供を検討しているそうですが、2020年4月、現在検討中とのことです。

作者ミスターお正月氏の要望としては、この歌詞を作詞したのが当人であることは主張していきたいものの、利益は追求しないとのことでした。

歌詞解説

1、元のままの方がいい部分

多くの皆様が覚えている

「♪もういくつ寝るとお正月」
「♪はやくこいこいお正月」

に替えて、

「♪もういくつ寝るとお正月」
 ↓
「♪ 平成の世のお正月 」

そして、

「♪はやくこいこいお正月」
 ↓
「♪令和になったらどうなるの?」

という歌詞を新たに創作しました。

作者の意思としては、この部分は元のままの方がよかったと考えているようです。しかし、

  • 著作権のトラブルを回避するため(この曲が「替え歌」ではなく「新たな創作である」ということを明らかにするため)
  • この曲の制作目的(時代の移り変わりを記録すること)を明らかにするため

という二つの目的から、新たな歌詞を創作したということです。

皆様が歌うときには、「もういくつ寝ると」「早くこいこい」の歌詞で歌っていただいて一向にかまわないとのことでした。

2、「笑っちゃいけない年末」

「笑っちゃいけない年末」というのは、平成の世でもてはやされていた(令和になっても?)テレビ番組のことを表しています。
しかし、

  • 無用のトラブルを避けるため
  • なるべく偏りのない創作にするため

という二つの理由から、ちょっとぼかした表現にしているそうです。

この記事を書いた日本正月協会とは?

日本正月協会ロゴ

わたしたち日本正月協会は、正月行事、正月料理、正月遊び、正月飾りなど、お正月の文化を研究し、継承・発展させる団体です。代表者である今成優太を筆頭に、日本全国47都道府県を訪問しながら調査活動をおこなっています。

また、2022年ドバイ万博や、2025年大阪・関西万博など、海外に向け日本の伝統文化としてのお正月の魅力の発信にも注力しています。

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2020/04/26 初稿公開

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