正月飾りはいつまで飾る?

しめ飾り、門松、鏡餅など、お正月に飾られる飾りには様々なものがあります。
こうしたお正月飾りを一体いつまで飾るべきか?迷われている方もたくさんいらっしゃることでしょう。

ネット上では様々な「ゆがんだ決めつけ」が散見されますが、この記事では、こういったお正月飾りは一体いつまで飾るべきなのか、お正月の専門調査機関「日本正月協会」としての公式見解として、最もふさわしい答えをお教えいたします。

正月飾りはいつまで飾ればいいかの結論

結論から申し上げましょう。
日本正月協会のオススメは
「近所の人に話しかけ、地域の人に合わせた日時まで飾るのが最もふさわしい。」
それが日本の伝統文化を継承する、最も日本らしいやり方です。

「○月○日にやるべき」といった、もっともらしい事を書いているWebメディアやニュースはたくさんありますが、そのような、どこの誰が書いているのかわからない「もっともらしい適当な暴論」を信じるのはやめましょう。

なぜそれがいけないのかをこれからお話しします。

「お正月飾りは○月○日まで飾るべき」を信じてはいけない理由

例えば、日本正月協会が把握している限り、「年間を通して正月飾りを飾る地域」というのを全国各地で確認しています。そういった地域では、「年末で飾り替え、翌年のお焚き上げやどんど焼きで燃やす」といった文化が根づいています。
このような地域であれば、「年末まで飾る。年末で飾り替える。」が最もふさわしいやり方です。

その一方で、「旧正月まで飾る」という地域があることも把握しています。
旧正月というのは、現在の暦では毎年違った日付になりますが、遅いときで2月19日ごろになります。前年の年末頃から、2月19日まで、およそ二ヶ月間飾るわけです。

その他にも、「松の内まで飾る」「小正月まで飾る」と、様々な考え方で、飾る時期にも地域ごとの多様性があります。

どれが正しくて、どれが間違っているのでしょうか?

大事なのは、「多くの地域でやっていることが必ずしも正しいというわけではない」ということ。皆さんぜひそれを忘れないで下さい。
伝統文化を継承する上で最も大事なのは「多数の意見」ではありません。「多様性」です。
みなそれぞれやり方が違っていたっていいのです。

「多数の意見は正しく、少数派の意見は間違っている」という考え方は、文化を消滅に導きます。文化としての魅力を失わせます。ぜひ、そういった考え方をお持ちにならないで下さい。

「ネットで検索上位に来ていた意見は正しい」と考えることも、これと同じことです。ネットの検索上位というのは、「多数の意見」と同様に、強力で、目立つ意見です。しかし、これが必ずしも正しいとは限らないのです。

よく、マスメディアがもっともらしい記事を書きたがって、「一般的」な答えを我々日本正月協会に言わせようとしてきます。日本というのは、もともと「藩」という別々の国として成り立っていた国々を、一つの国にまとめ上げた国です。
ですから、「藩」ごとに、「一般」は異なるのです。

このような多様性を持つ日本という大きなくくりの中で、少数派の意見を切り捨てて多数派の意見をして「一般的」とメディアは簡単に答えます。しかし、それは少数派の文化を消滅に導こうとする死神の所業と、筆者は考えます。

しかし、「一般的な解」がないわけではありません。

正月飾りはいつまで飾ればいいか?まとめ

話をもう一度元に戻しましょう。
お正月飾りをいつまで飾るべきか?
このテーマの答えは、「ご近所さんとの関わりの中で、あなた自身が見つけ出した答え」それこそが最も正しいのです。

ご近所さんと関わるのは面倒ですか?でも、あなたは、失われつつある日本の伝統文化としての、しめ飾り、門松、鏡餅といったお正月飾りを、飾ろうだなんていう面倒なことをしようとしているではありませんか?それを面倒がらずに取り組めるあなたなのですから、きっとご近所さんとの関わりも、うまくできるはずです。

そうして、ご近所さんとの関わりの中で、あなたが「これが一番正しい」と思ったことを、子どもにも、孫にも伝えてあげて下さい。それが文化の伝承や多様性の保護につながる最も正しい選択です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA