先日、イオン様のおせちカタログを全国分ご提供いただきました。こちらの記事ではその経緯をお話していきます。
(※本記事は、広告記事ではありません。)
イオンのおせちはここがスゴイ!おせちカタログ提供の背景
年の瀬が近づくに連れ、スーパーやコンビニなどのお店ではおせち料理のカタログが配布され、おせち料理の予約合戦が始まります。日本正月協会は、お正月の研究・調査をしており、その研究活動の一環として、毎年、おせち料理のカタログを収集しています。

全国展開されているお店の多くは、全国一律のおせち料理のカタログで予約販売をされていることが多いのですが、小売業の最大手でもあるイオン様の場合、関東や関西など、エリアによって異なるおせち料理のカタログを配布されています。
最大手でありながら、地域に合わせたおせちを作られていることは、地域やお客様のことを考えた素晴らしい取り組みである一方、我々のようなカタログが欲しくてたまらない研究機関にとっては、高いハードルでもありました。
日本正月協会は、お正月中は全国各地を飛び回っているのですが、年末に向けての期間は、お正月の準備のために忙しく、おせちカタログの収集のためだけに各地を回ることは難しい状況にありました。
そして何より、「エリアごとにカタログを変えている」ということだけはわかっていましたが、イオン様が、日本をどのようにエリア分けし、一体何種類のカタログをお作りになっているのか、全貌が見えませんでした。何種類集めればおせちカタログコンプリートなのかがわかっていなかったのです。
何種類集めたらゴールなのかがわからないものを、全国駆け回って集める、というのは、気持ちの面でも、移動の面でも、相当ハードルが高かったのです。
月刊お正月での取材と、Let’s和ごはんプロジェクトへの参画をきっかけに、おせちカタログ提供へ

イオン様は、9月1日からおせち料理のカタログを配布されており、これは他社に比べてかなり早いタイミングでのおせちカタログの配布となっています。このことを、日本正月協会の広報誌「月刊お正月」での記事にさせていただくべく、取材を申し込み、先日、無事記事にさせていただきました。(月刊お正月バックナンバーはこちら)
さらに、日本正月協会は、「正月料理を通した食育」を事業の柱とすべく活動しており、農林水産省様の主催する「Let’s!和ごはんプロジェクト」へ、2021年9月30日付けで参画いたしました。こちらのプロジェクトにイオン様も参画されています。
こうした接点を持ったことをきっかけとして、この度、イオン様より、おせちカタログを全国分ご提供いただきました。
注:必要のない方は無駄におせちカタログをもらわないでください
お断りしておきますが、上記のような経緯があって、ようやくおせちカタログを資料としてイオン様よりご提供いただいたものですので、「誰しもが言えばもらえる」というものではございません。本記事をご覧の皆様は、必要のないおせちカタログを持ち帰ったりしないよう、ご注意ください。
一般家庭であれば、一家に一冊あれば十分なはずです。
まとめ/数年間のおせちカタログを集めて思うこと
イオン様のおせちに関していえば、地域の要望に応じたおせち料理だけではなく、ペット用おせちや、キャラクターの描かれたおせち、地域の名店とのコラボなど、様々な目新しい取り組みもなさっています。
そして、2020年の新型コロナウィルスの流行を受け、お一人様用おせちを開発されるなど、先進的な取り組みもなさっております。
おせちのカタログを通して、こういった発展の足跡を見られるのが、この活動の面白いところです。
イオン様、この度はご協力のほど、ありがとうございました。
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