【新潟県正月イベント】むこ投げ・すみ塗り(むこなげ すみぬり)|松之山温泉薬師堂
前年に結婚した初婿を、薬師堂の高さ5メートル程ある境内から投げ落とす行事。今では、結婚の祝福と夫婦の絆をかたくなるよう願い行われているが、由来は、略奪結婚の名残とも、ムラの娘をとられた腹いせが形を変え残ったものとも言われている。毎年11月末日までむこ投げ出場者を募集。
すみ塗りは、「賽の神」という神事(別名・どんど焼きとも言う)の灰と雪を混ぜ、お互いの顔に「おめでとう」と言いながら塗りあう、無病息災・家業繁栄を願う小正月行事。温泉があるからこそ続いてきた行事であるといえる。