【月刊お正月】日本正月協会広報誌「月刊お正月 第17号」を発行しました。

月刊お正月第17号

日本正月協会の「月刊お正月 第17号」を発行いたしました。

月刊お正月 第17号 概要

特集/2021年の正月県は奈良県

 お正月ナンバーワン地域を決定するプロジェクト「正月の殿堂」。二回目の開催となる本年は、各地のお正月飾りを対象として審査をし、その結果「奈良県」を二〇二一年の正月県とすることに決定しました。

 お正月は、日本の新年祝いを表す言葉ですが、千年以上の歴史を持ち、日本ならではの発展を遂げた、食・行事・遊び・芸術などのパッケージとなった文化です。その魅力は海外に十分に知られておらず、その啓発のために協会は活動しております。協会の目玉となる事業がこの「正月の殿堂」です。毎年一定の審査基準を設け、各都道府県を審査し、その年のテーマに最もふさわしい都道府県を「正月県」として認定することとしています。二〇二一年の今年は、正月飾りを基準に西日本21府県を調査した結果、奈良県を正月県に決定することとしました。

 奈良県が正月県に選定された決め手となったのは、桜井市の大神神社一帯で飾られている「蓬莱飾り」や「朱御幣」といった特徴的な飾りが特に目を惹いたためです。全国的に普及しているお正月飾りには、「しめ飾り」や「門松」が知られていますが、大神神社周辺では、その他に「蓬莱飾り」という飾りが飾られていたり、「朱御幣(お正月飾りではありません)」が飾られており、審査員の目に強く留まることとなりました。

・蓬莱飾り
 大神神社の広報担当の話によると、蓬莱飾りは十年ほど前から、大阪の参拝者向けに提供され始めたお正月飾りで、大神神社周辺の地域土着の文化ではないようです。大阪からのアクセスのよい大神神社には大阪からの参拝者も多いため、その参拝者のために蓬莱飾りの提供が始まったそうです。地域に根ざした伝統的な飾りではありませんが、別の地域のものであっても、来訪者に向け、伝統的な正月飾りを新たに提供し始める取り組みは、伝統文化継承において尊重されるべきことと考えられます。

・朱御幣
 そのほか、お正月飾りではありませんが、全国的に白いものが一般的であると考えられている「御幣」も、同神社の周りでは赤い色で屋外に飾られており、目を惹きます。蓬莱飾りとは異なり、昔から地域に根ざしているようです。いつから、なぜ始まったのか?文献に記録がないことからその経緯は不明だそうですが、五行説に基づいた魔除けの意味があるそうです。
 こうした飾りの伝統が、連綿と受け継がれていることは目を見張るべきことであり、他県が規範とすべきであると認められることから、今回の決定に至りました。
 正月県に選定された都道府県は、協会を挙げて、年間を通して積極的なプロモーションをするとともに、二〇二五年の大阪万博にて、国際社会に向けて「日本のお正月の代表」としてPRすることを目標としています。

月刊お正月 第16号 裏面見出し

  • ゲスト審査員募集
  • ワニの需要喚起の取組
  • みんな大好きプリン隊
月刊お正月第17号表面
月刊お正月第17号裏面

以下よりPDFファイルもダウンロードいただけます。

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