第一回 サキガケ年賀状デザインコンテスト 募集結果

このプロジェクトは、「みんなのお正月全集2022」に統合されます。

このページでは、2021年に開催された第一回サキガケ年賀状デザインコンテストの審査結果を掲載しています。特に優秀だった作品は、「サキガケスタートアッププロムナード」として実現を目指します。

年賀状で海を救おう。サキガケスタートアッププロムナード
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募集結果【第一回 サキガケ年賀状デザインコンテスト】

募集方法

 募集は5月1日~8月8日までの期間、Webシステムを介しておこなわれ、地方都市の小学校1,000校超へ周知したほか、複数のWebメディアでも紹介されました。その結果、初回の開催ながら、全国各地から12点の応募作品が寄せられました。

受賞者数

最優秀賞1名
優秀賞4名
努力賞3名
失格者1名

応募作品の傾向

 作品の内容は、SDGsについて言及・考慮されているものがあり、中にはSDGs達成のための現実的かつ革新的なアイディアも含まれていました。地域的な傾向としては、西日本や千葉県からの応募が多い傾向でした。これは、「お正月」という文化に対する関心の高さの傾向として、日本正月協会が把握している傾向と一致しています。

 応募者の年齢層は10代~50代と幅広く、学生からの応募が多い傾向です。最も特徴的だったのは、応募者の9割が女性だったという点です。男女間で偏った告知など行っていないのにも関わらず、このような結果となったことに驚いています。この数値や、応募内容をから考えると、女性の方が、男性よりも、未来への想像力や問題意識が強いと考えられます。(なお、今回は性別データを収集していないため、性別は名前のみから推定し、またLGBTQを含め、性の不一致の可能性を考慮していません。)

審査結果【第一回 サキガケ年賀状デザインコンテスト】

今回は、集まった作品数も少なかったため、下記全体講評に加え、審査結果とともに、全作品に対し個別に審査員からの講評を通知いたしました。個々の作品及び講評は、2021年10月以降に発行される月刊お正月にて掲載される場合がございます。

全体講評(日本正月協会 代表より)

【見えている世界から見えていない世界への働きかけ】

 年賀状はもともと、平安時代から始まった、新年に挨拶まわりできない相手に対して渡す手紙でした。このような新年の挨拶の文化は、今やSNSなどのような電子ツールが主流となり、モノとして手紙を送る意味は失われつつあります。本質を考えれば、年始めの挨拶ができればいいのですから、ハガキの形式にこだわるのは、もはや一部の事業者だけにとっての願いのようにも思えてきます。

 ところが、今回大賞を受賞した作品は、「モノとして年賀状を送る意味」に新たな1ページを刻む、革新的なアイディアでした。ビジネスモデルとしても成立しており、SDGs達成のための新たな循環が生まれる予感がします。初回の開催ながら、このような非常に素晴らしいアイディアが寄せられたことに私は感激しており、ただただ感謝を伝えずにはいられません。ありがとうございます。

 今回の結果からわかったのは、年齢層が高くなり、進路が決まるとともに、ご自身の専門分野に偏った提案になっていく傾向があることでした。次回の開催では、今回の反省も前向きに採り入れ、年賀状という形式にこだわらず、ご自身の専門分野を活かせる、様々なカタチでの「新年の挨拶」をご提案いただけるようなコンテストにしていきたいと考えます。

 また、ご参加の方々におかれましては、日頃から、自分自身の専門分野の情報だけを集めるのでなく、もっと広く世の中を見つめていかれることを期待します。あなたに見えているのは、「あなたなりの視点で切り取られた世界の一部」でしかないのです。世界は、あなたの見えていない部分にも続いていきます。その、日頃は見えていない部分も意識し続けることによって、あなたの見えている世界をもっと充実させたり、見えている世界から見えていない世界に、よりよい働きかけを行っていくこともできるはずです。

 そのような、「見えている世界から見えていない世界への働きかけ」を最も意識できていたのが、今回の大賞作品です。この作品を参考にしていただき、来年もより良い作品でより多くの皆様にご参加いただくことを期待します。今回ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

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最優秀賞

最優秀賞は1名でした。受賞者には、3,000円分のJCBギフトカードと、鬼滅の刃マグネット5枚が贈呈されました。なお、こちらの作品は特に優秀で、実現性も高いと見込まれるため、「サキガケスタートアッププロムナード」にて、具体化に向けて取り組んでまいります。

最優秀賞 塩沢 穂乃美さんの作品

塩沢 穂乃美さんの作品
塩沢 穂乃美さんの作品

  「海とわたし達の明るい未来」年賀状 説明文

 私は海の生き物が大好きです。水族館に行くといろいろな海の生き物に出会えて、海の中を自分も泳いだら、すてきなお魚やイルカ、かわいいウミガメなどと友達になれるかなと想像します。

 ところが、最近は、プラスチックで海洋汚染が進んでいるということを知りました。プラスチックのごみが集まって大きなかたまりになって、海の上をただよっていたり、海の中で、魚たちのまわりにただようようにみられたりしています。また、細かくくだけたプラスチックは、海の生き物たちが食べ物といっしょに、体内に取りこんでしまっています。海岸に打ち上げられたクジラの胃袋から、大量のプラスチックごみが出てきた話や、ウミガメの鼻の穴にプラスチックのストローがささっていたニュースを見ました。そして、頭が二つあるウミガメの子供の話を聞きました。マイクロプラスチックが体内に取りこまれ、体にえいきょうして、頭が二つあるウミガメが生まれたのかもしれません。魚がマイクロプラスチックを食べたら、私達もその魚を食べて、私達の体にもマイクロプラスチックが取りこまれるかもしれません。

 大きなごみは、回収できるかどうか実験が始まっているニュースを見ました。でも、目に見えないマイクロプラスチックは回収が難しいと思います。未来の技術によって、マイクロプラスチックを吸い取ってきれいな砂に変化させるようになればいいなあと思いました。

 この年賀状には、ホログラムがうめこまれていて、3Dのイルカちゃんが映し出されます。そして、イルカちゃんが、未来の素材の、マイクロプラスチックを吸いとる年賀状を説明してくれます。年賀状を細かくちぎって海に放つと、マイクロプラスチックは吸い取られて、海のきれいな砂に変わります。

サキガケスタートアッププロムナードへ

この作品のアイディアは特に社会的意義が高く、実現性も高いと見込まれるため、サキガケスタートアッププロムナードにて実現を目指します。

年賀状で海を救おう。サキガケスタートアッププロムナード

優秀賞

優秀賞は4名でした。受賞者には、鬼滅の刃マグネット3枚が贈呈されました。

(優秀賞の表示順序は応募順です。)

もち・おせち・門松・しめかざり・正月行事・47都道府県のお正月 YouTuberミスターお正月

優秀賞 YOKさんの作品

YOKさんの作品
YOKさんの作品

2034年では、紙と同じくらい薄いタブレット式年賀状が登場している!

<薄いタブレット式年賀状でできること>
・タブレット式年賀状のカメラで直接動画や写真を撮り、そのタブレットを年賀状と同じように相手に送ることができる。
・撮った動画や写真をタブレット式年賀状で編集できる。(SNOWみたいに顔にデコレーションしたり、エフェクトがつけることができる。)

<薄いタブレット式年賀状の仕様>
・写っている動画や写真に写っている人や動物が飛び出てくる。(動画の右下あたりには飛び出しボタンのONとOFFの切り替えボタンがある)
・動画内でつけたエフェクトも同様で飛び出しボタンをONにしている場合、画面から飛び出してくる。

優秀賞 まめさんの作品

まめさんの作品
まめさんの作品

 このイラストはSDGsにおける17の目標のうちの14と15をテーマに制作しました。海は少し荒いようなイメージで描きました。嵐の前の静けさのような、何かが始まるような雰囲気を出しました。未来と水墨画のコラボのようなイメージで描きました。どれだけ年数がたってもいい所はおとろえないでほしいという願いを込めて虎がスッと一点を見つめているところを描きました。今にも何かを考えて、動き出しそうな虎をイメージしました。

みんな見てるよ。獅子舞ユーチューバー

優秀賞 はらぺこぺごぱさんの作品

はらぺこぺごぱさんの作品
はらぺこぺごぱさんの作品

 人は技術や環境が進化すると、昔のものが恋しくなります。令和になってしばらく経つ2034年は平成すら懐かしく感じる人も多いでしょう。

 2034年には缶詰は存在するか分かりません。そのことを踏まえた上で新年という節目に、懐かしさや遊び心を込めた缶詰型年賀状を送るのは面白いのではないかと思いました。構造は缶詰の中に煙のようなものが入っており、プルタブを開けると中から伝えたいことやメッセージが形となって現れるといったものになります。機械化や電子化だけでなく、いつの時代にもちょっとした遊び心は忘れないアイデアも存在して欲しいといった私の願いを込めた作品です。

優秀賞 黒威仔ヤギさんの作品

黒威仔ヤギさんの作品
黒威仔ヤギさんの作品

未来のお正月では、高性能ヒトガタ(サブカル萌カルチャー美少女系)ロボットが開発済み……!

そんな未来のお正月の姿を夢見て描きました。

ロボ開発産業は進化スピードが素晴らしいと聞くので、本当に実現しちゃっているかもしれませんよ!

12年後でも『萌え』や『かわいい』は世界中から必要されているのもだと確信するものです。

12年後は、パンチパンチでアクティブに!

日本も世界も平和的に元気いっぱいキラキラ輝いていることをお祈りしています。

お正月の日本一を決める正月の殿堂。2020年は山梨県。2021年は奈良県。

努力賞

努力賞は4名でした。受賞者には、鬼滅の刃マグネット1枚が贈呈されました。

(表示順序はレイアウトの都合により調整されています。)

努力賞 あんちゃんこさんの作品

あんちゃんこさんの作品
あんちゃんこさんの作品

 12年後は年賀状からお年玉を受け取れるようになっているんじゃないか、と思いこの年賀状を制作しました。あみだくじを選択すると当たった金額が自動的にもらえるシステムで、子供にはたまらない年賀状です。なかなか会えない親戚や孫にも、この年賀状でコミュニケーションをとることができます。

努力賞 澤田和香子さんの作品

澤田和香子さんの作品
澤田和香子さんの作品

 寅の勇ましく元気な年になるようにという想いをこめて描きました

子どもに自信をつけるには?

努力賞 めぐさんの作品

めぐさんの作品
めぐさんの作品

とらのコスプレした赤ちゃん

めぐさんの作品
めぐさんの作品

とらのコスプレした赤ちゃん

めぐさんの作品
めぐさんの作品

とらのコスプレした赤ちゃん

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