日本の伝統文化であるお正月。その価値を守りながら、現代に合わせた新しい形を提案する「日本正月協会」の活動内容や理念、そして未来への展望をご紹介します。
日本正月協会の活動の背景
「お正月」は、1,000年以上の歴史を持ち、日本ならではの発展を遂げた、食・行事・遊び・慣習などの伝統文化です。しかし、調査によると、20代の14%が、「お正月を知らない」という結果が出ています。(電通報:https://dentsu-ho.com/articles/8433)
家庭環境の複雑化や、年末年始の休暇のない労働環境、西洋文化に傾倒した情報環境の中で、日本の有史以来、永く続いてきたお正月の伝統文化も、今や消滅の危機にあります。代表者自身も、複雑な家庭環境にあり、お正月のあり方に疑問を持ってきた一人でした。
文化消滅の具体的な例としては、2024年のはじめに、岩手県奥州市の伝統行事「蘇民祭」が、1,000年以上の歴史に幕を下ろしたことが、大きく報道されました。

東北地方では、観光向けの正月行事が二月に開催されることが多く、この蘇民祭も正月行事の一つです。
このような行事も、担い手不足によって存続が難しくなっていますが、その根っこにあるのは「若い世代のお正月への無関心さ」ではないかと考えます。

日本正月協会が解決しようとする課題
我々日本正月協会は、こうした社会環境の変化を踏まえ、
- 今あるお正月の伝統文化を調査・記録すること
- 社会環境の変化に応じた新たなお正月のあり方を、企画、提案し、啓発すること
- その中から特に商業性のあるものを商業化し、持続可能な循環を生み出すこと
を課題として活動をおこなっています。
日本正月協会が提案する解決手段
具体的な活動内容として、
があります。ほかにも、学校等での授業、お正月全集の制作、月刊お正月の制作、動画コンテンツやWebメディアの制作・運営、メディアの監修、イベントの企画・運営、アンケートなどによる調査活動、その他商品企画・販売などを手掛けています。
SNSもチェックしてみてください。
日本正月協会の組織概要

組織名 | 日本正月協会 |
活動形式 | 任意団体(民間) |
代表者 | 総理事長 今成優太 |
所在地 | ・日本正月協会 本部 (予定地) 〒377-0007 群馬県渋川市石原1623-2 ※郵便物は、ポストに投函できるもののみ受け付けております。 ※人は常駐しておりません。ポストのみ設置しております。 ・日本正月協会 千葉支部 千葉県千葉市内 |
電話番号 | ※電話によるお客様サポートはおこなっておりません。 |
発足 | 2018年3月16日 |
連絡メールアドレス | 代表アドレス【sales-dept★oshogatsu.org】 (上記★を@に変更してください。) その他、「××××@oshogatsu.org」のように、@以降が「oshogatsu.org」のメールアドレス。 |
連絡方法 | お問合せフォーム(https://www.oshogatsu.org/contact_us/)から |
活動実績
年間ホームページアクセス者数13万人
お正月検定受検者数 100名超
月刊お正月 発行回数 60号以上
メディア掲載歴
新着記事
月刊お正月 バックナンバー
事業沿革
- 2018年ミスターお正月の誕生
- 代表者 今成優太により日本正月協会を設立
- 日本正月協会®の商標権取得
- 2019年全国のお正月の調査活動を開始
- 2020年月刊お正月を創刊
- 2021年お正月検定初開催
- 2022年大阪・関西万博 TEAM EXPO 2025への本格参与開始
- 高等学校で初めての授業
- 2023年ミスお正月初選出
- みんなのお正月全集初出版
- 2024年協会代表 テレビ初出演
- 大阪・関西万博 TEAM EXPO 2025共創パートナーへ
認証・登録
まとめ文
日本正月協会は、消滅の危機にある日本のお正月文化を守りながら、ARおみくじやお正月検定など、革新的な取り組みで若い世代との接点を作っています。伝統を守りつつ、時代に合わせた新しい形を提案することで、日本の大切な文化である「お正月」を未来へつなぐ架け橋となっているのです。