日本正月協会 協会長の年始挨拶を下記に掲載いたします。協会代表の簡単なプロフィールも掲載しています。

※本記事は、月刊お正月第67号との同文掲載+追加コンテンツを含んだものです。
協会代表 年始のご挨拶 「生き様こそが最大の教育材料」
真似されないための準備
皆様、新年明けましておめでとうございます。日本正月協会代表の今成優太です。
二〇二六年は、日本正月協会発足九年目となります。来たるべき二〇二七年の十周年に向けた、まさに「準備と仕上げ」の一年です。私は協会発足当初、「この活動が真に世に理解されるまでには、十年かかるだろう」と予見していました。
私は幼少期より、自らの先見性と先進性に強い自負を持ってまいりました。小学三年生の頃に構想していたゲームのアイディアなどが、十数年後に次々と世に現れるのを目の当たりにする中で、その直感は確信へと変わりました。同時に、「私が形にしなかった価値あるアイディアは、いずれ誰かに取って代わられる。だからこそ、大切なものは自らの手で守り抜かねばならない」という強い責任感を抱くようになったのです。
私が伝統文化を重んじるようになった経緯はまた別の機会に譲りますが、私は今から十年ほど前、アイディアを守る仕組みである「知的財産権」を深く学びました。中でも「商標権」は、名称の独占を認められる権利です。維持には相応の費用もかかりますが、私が最初に取得したのは「日本正月協会」という名前でした。
なぜ、あえてコストを投じてまでこの名前を守る必要があったのか。それは、いつか必ずこの活動の価値が世に認められ、誰もがその名を冠したくなる時が来ると確信していたからです。その時、私たちが築き上げてきた活動の純度が、安易な模倣によって汚されることがないよう、盤石な防波堤を築いておく必要がありました。
私がこれまでに獲得してきた商標権は、すべて理不尽な模倣を食い止めるための備えです。そして、この備えが真価を発揮する瞬間が、二〇二七年に訪れると予感しています。
二〇二七年、横浜で「国際園芸博覧会(横浜花博)」が開催されます。大阪・関西万博に続くこの大きな国事において、日本の伝統文化の発信は極めて重要な役割を担います。我々日本正月協会は、万博を通じて得た同志たちと共に、この舞台で正月の真髄を披露すべく、着々と布石を打っております。
真似してほしい「日本人の姿勢」
我々が万博や花博といった国家的舞台を目指すのは、単なる知名度向上のためではありません。私たちが立ち向かっている「正月文化の消失」という課題が、それほどまでに巨大で、国家レベルで取り組むべき喫緊の事案であるというメッセージを込めるためです。
万博の現場で驚かされたことの一つは、日本文化を発信する主体の中に、外国人が代表を務められている団体が複数あったことです。また、SNSで日本文化をテーマに発信している有力なアカウントが、実は日本人によるものではないという事象にも多々遭遇します。他国の方々が日本文化に価値を見出してくれることは喜ばしい反面、肝心の日本人が自国の文化を等閑(なおざり)にしている現状は、極めて危惧すべき事態です。
ホームページの各所にも書いておりますが、国内では「二十代の若者の十四%が正月を知らない」という意識の希薄化が進む一方で、世界を見渡せば、お正月は和食や来訪神、そして新たに登録が予定されている「書道(書き初め)」など、無形文化遺産の登録要件においても中心的な存在です。世界が認める日本文化の中心に、実はお正月が存在しているのです。
最近、興味深い記事を目にしました。「AIに画像生成と画像認識を交互に繰り返させると、最終的に多様性が失われ、わずか十二種類の画像に収束してしまう」という内容です。これは、私たちが意識的に「多様な文化」を保護し続けなければ、世界はどこかで見たような画一的な景色に上書きされてしまうという事実を示唆しています。
「外来文化に傾倒する前に、見直すべき大切なものが足元にあるのではないか?」
この痛烈な社会批判が、私の活動の根底にあります。私は言葉で人を惹きつけることも、強い言葉で大衆を扇動することもできます。しかし、私はその手法を選びません。それよりも遥かに強いメッセージを、自らの「振る舞い」に込めています。
「お正月から言い争いなんて、お正月らしくないよね。」
これが、口の達者な私が、あえて寡黙に、行動で示し続ける最大の理由です。
その「行動」の形として、昨年末から本年にかけて新たな取組を始動させています。
◆お正月レポート大賞:皆様の体験を「みんなのお正月全集」として書籍へと昇華させます。

◆お正月検定×クーポン:学びを実際のお正月商品購入アクションへ繋げる、正統な進化。

◆変化の返歌コンテスト:ARおみくじ和歌コンテストの系譜を継ぐ、情緒的な発信。

そして、完全新規の試み「えとネコらぬりえコンテスト」。 昨年、万博開幕直前に産声を上げた当協会の公式キャラクター「えとネコら」。ブースで配布したARおみくじの中にひっそりと描かれていたのが彼女のデビュー戦でしたが、その愛くるしさは、すでに大きな反響を呼んでいます。
「生き様こそが最大の教育材料」。これは私の人生哲学です。先駆者として、その手法や仕組みを真似されることは私の使命でもあります。だからこそ、守るべき「権利」は法律で厳格に示し、一方で私たちが大切にしている「精神」は、どうぞ皆様に心ゆくまで真似していただきたいと願っています。
我々の姿勢を一つの指標としていただき、共に、実り豊かで平和なお正月を次世代へ繋いでいければ幸いです。本年もよろしくお願いいたします。
二〇二六年一月一日
日本正月協会 代表 今成優太
日本正月協会 総理事長 今成優太 プロフィール

群馬県渋川市出身(42)。日本正月協会の創設者。グラフィックデザイナーとしての実務経験など、情報発信にまつわる様々なスキルを活かして、海外や後世に、伝統文化としてのお正月の魅力を伝える。
日本全国47都道府県を車中泊で訪れ、各地のお正月の郷土文化の魅力を発掘・研究、2023年11月に発表した著書「みんなのお正月全集2023」において、「○○正月が1~12月の各月に存在していたことを明らかにした。」と、自らの研究成果を明らかにした。
農水省認定 和食文化継承リーダー、調理師、応用情報技術者。
趣味は星占い。日課は筋トレとジョギング。好きな四文字熟語は「半額以下」。大手青年マンガで受賞歴アリ。
YouTuber「ミスターお正月」としても活動中。

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