
日本のお正月を「教える」プロになりませんか?
日本正月協会では、お正月の確かな知識を身につけて教育できる講師の候補を募集しております。講師としてすでにご活躍いただいている方々に、日本正月協会が知識やノウハウ提供などのサポートをおこない、生徒の方々にお正月の知識を広めていただくプログラムです。

「お正月離れ」に終止符を:日本正月協会認定講師の役割とは?
「お正月」は、単なる季節のイベントではありません。それは、日本人の精神文化・生活習慣・家族観を象徴する、最も重要な年中行事の一つです。門松を立て、鏡餅を供え、年賀状やお年玉でご縁を結ぶ──そこには、祖先を敬い、自然と共生し、人とのつながりを大切にする日本らしい価値観が深く根付いています。
しかし、現代社会では「お正月離れ」が進行しています。年末年始も休みなく働く社会、三が日の意味を知らない子どもたち、初詣や年賀状に親しみのない若者たち、そして消えゆく地域の伝統。私たち日本正月協会は、こうした状況を危惧し、お正月の文化を「正しく・楽しく・未来へとつなぐ教育活動」に取り組んできました。
そして、この大切な文化を全国各地で、そして世界へ広めるために、教育現場からの急増する要望に応えるべく「日本正月協会 認定講師制度」を設けました。
先生方の教育活動が、なぜ今「お正月文化教育」を必要としているのか?それは、子どもたちが自国の文化を深く理解し、未来へと継承していくために不可欠だからです。
この記事では、先生方がこの認定講師制度を通じて、どのように「お正月文化教育」を授業に取り入れ、子どもたちの学びを深め、自身のキャリアをさらに発展させられるのかを具体的にご紹介します。教育心理学の専門家が推奨する最新の学習理論に基づき、科学的に効果が証明された方法を解説します。本制度が提供するベネフィットと、信頼性の高い学習プログラムにぜひご注目ください。
- 教育プログラムの全体像はこちら:https://www.oshogatsu.org/education-program/

「お正月」を教えるプロフェッショナルへ:認定講師制度の必要性
お正月は、日本人のアイデンティティを形成する上で不可欠な文化です。しかし、現代のライフスタイルの変化により、その深い意味や慣習が失われつつあります。日本正月協会は、この状況を危惧し、お正月の文化を正しく、そして楽しく次世代に伝えるための教育活動に尽力しています。
なぜ今「認定講師制度」が必要なのか?:教育現場のニーズと物理的限界
- Q日本正月協会が認定講師制度を創設した理由は何ですか?
- A
当協会ではこれまで、イベント開催、教材配信、地域連携などを通じてお正月文化の普及に努めてきました。しかし近年、「小学校で『お正月を教える出前授業』をお願いできないか」「外国人向けの講座をお願いしたい」「地域の子ども会で凧作りを教えてほしい」「日本語学校で文化の背景を伝えたい」といった教育現場からの要望や相談が急増しています。その一方で、当協会の運営メンバーだけでは物理的・地理的な対応に限界があることが明らかになってきました。だからこそ、全国各地で「お正月教育」を展開できる体制を築くべく、認定講師制度を創設しました。この制度により、より多くの場所で、より多くの人々にお正月の魅力を伝えることが可能になり、日本の大切な伝統文化を未来へ繋ぐ教育をさらに拡大できます。
このように、「講師の皆さんの力を借りて、全国各地で『お正月教育』を展開できる体制が必要」
——それが認定講師制度を創設した理由です。
認定講師初級カリキュラムの特長:文化と教育の専門性を両立

認定講師初級カリキュラムは全12回で構成され、文化と教育の専門性を両立させるための3つの軸に基づいて設計されています。これは、先生方がお正月の知識を深く学ぶだけでなく、それを効果的に「教える」ための実践的なスキルを身につけられるように工夫されています。
① 体系的に「お正月」の全体像を伝えること
- Q認定講師カリキュラムでは、お正月のどのような知識を学べますか?
- A
本カリキュラムでは、単発の知識にとどまらず、「正月とは何か」をの全体像を解説します。具体的には、年の瀬から大正月、小正月に至るまでの流れ、お正月にまつわる縁起物、伝統的なお料理(お雑煮、おせち料理、七草粥)、初詣の作法と注意事項、新年の挨拶のマナー、お正月飾りとその意味、家の中での正月行事、初夢などのお正月の風習やいわれ、かるたや羽根つきといったお正月遊び、そして地域による多様な過ごし方、さらには昔のお正月から現代に向けての変化とお正月の近代化まで、多岐にわたる知識を深く学びます。これにより、受講者は「お正月」という文化の全体像を網羅的に理解し、自信を持って教えることができるようになります。
② 学校教育・地域教育との接続可能性を確保すること
- Q認定講師の知識は、学校教育や地域教育にどのように活かせますか?
- A
カリキュラムは、文部科学省の学習指導要領との照合も視野に入れて設計されています。これにより、認定講師は学校の授業や地域の教育活動に、お正月文化の要素をスムーズに組み込むことができます。例えば、社会科の歴史学習や生活科の季節の行事、総合的な学習の時間での探求活動など、幅広い場面で活用できる実践的な知識と指導法を習得できます。地域の文化活動やイベントと連携することで、より地域に根ざした教育の展開も可能になります。
③ 多文化・多世代に向けた実践的指導ができること
- Q外国人や高齢者など、多様な対象者へのお正月教育は可能ですか?
- A
はい、可能です。カリキュラムには、日本語話者だけでなく、外国人児童生徒・高齢者・観光客向けにも対応できる工夫が盛り込まれています。異文化理解の視点や、わかりやすく伝えるための表現方法、世代間のギャップを埋めるコミュニケーション術など、多様な背景を持つ人々にお正月の魅力を伝えるための実践的な指導スキルを身につけることができます。これにより、認定講師は、日本語学校での文化紹介、地域コミュニティでの多世代交流イベント、観光客向けの日本文化体験講座など、幅広い対象に向けて効果的なお正月文化教育を展開できるようになります。
認定講師として得られるメリット:教育活動をさらに豊かなものに

講師としてご活躍されているあなたへ。日本正月協会認定講師として、スキルアップしてさらに活躍の幅を広げてみませんか?日本正月協会は、日本全国各地のお正月の伝統文化を研究・調査する専門研究機関です。そうした中で、「お正月の伝統文化をちゃんと知りたい」という教育機会を求める多数の声がありました。日頃から講師業をなさっている先生の皆様、年末年始に、あなたの生徒に、お正月の文化教育の授業をしてみませんか?日本正月協会は、皆様がしっかりとしたお正月講師になるための様々なサポートを提供します。確実な知識や教養を身に付け、あなたの専門分野の知識を交えながら、生徒に教育することができます。
日本正月協会認定講師のブランド力
- Q認定講師になることで、どのような集客メリットがありますか?
- A
はい、可能です。カリキュラムには、日本語話者だけでなく、外国人児童生徒・高齢者・観光客向けにも対応できる工夫が盛り込まれています。異文化理解の視点や、わかりやすく伝えるための表現方法、世代間のギャップを埋めるコミュニケーション術など、多様な背景を持つ人々にお正月の魅力を伝えるための実践的な指導スキルを身につけることができます。これにより、認定講師は、日本語学校での文化紹介、地域コミュニティでの多世代交流イベント、観光客向けの日本文化体験講座など、幅広い対象に向けて効果的なお正月文化教育を展開できるようになります。「日本正月協会認定講師」という確かなブランド力を活用し、ご自身の講座の集客につなげられます。お正月文化への関心は高まっており、専門的な知識と指導スキルを持つ認定講師への需要は増えています。副業としての活動も可能なので、ご自身のペースで活躍の場を広げられます。
豊富な教育ツールとサポート体制
- Q認定講師にはどのようなツールが提供されますか?
- A
お正月の授業を独自に開催するための公式テキスト(業者価格での仕入れ、生徒への販売可)や、すぐに授業を開始できる教育者用スライド(再販売不可・加工可)が提供されます。さらに、日本正月協会のウェブサイトやSNS上で講師活動の宣伝・PRサポートを受けられたり、業務依頼の紹介を受けることも可能です。これにより、教材準備の負担を軽減し、質の高い授業をスムーズに開始できます。
お正月検定の実施と年会費・研修費の優遇
- Q認定講師にはどのようなツールが提供されますか?生徒にお正月検定を受けさせることはできますか?
- A
はい、可能です。教室でお正月検定を一斉受検させることができ、インターネットでの受検よりも割安で合格証が発行できます(オンライン教室は対象外)。これは、生徒の学習意欲向上や成果の可視化に役立ちます。さらに、初年度の年会費・研修費は無料となっており、すぐにお正月講座を開講できるため、安心して活動を開始できます。
認定講師(基礎)への道:受講から認定までの流れと要件
認定要件:教育能力または実績を持つ方へ
- Q認定講師になるための要件は何ですか?
- A
本講座は、教育的責任を伴う文化指導者の養成を目的としています。そのため、以下のいずれかの要件を満たすことが認定の条件となります。
- 教育能力に関する公的な証明を有すること(例:教員免許、保育士資格、研修講師等の資格)。
- 継続的な講師業務の経験があること(ジャンルは問いません)。 これらの要件は、受講者が効果的にお正月文化を伝えられる基礎能力を持っていることを確認するために設けられています。
受講〜認定までの流れ
認定講師になるためのステップは以下の通りです。
- 受講資格を確認:上記の条件を満たすか自己チェックを行います。
- 説明会参加:無料で参加できる説明会で、制度の詳細やカリキュラム内容について理解を深めます。
- 講座を受講:オンラインを中心に、全12回の体系的なカリキュラムを学びます。
- 実習:指導案の作成や講座展開計画など、実践的なスキルを磨く実習を行います。
- 審査合格後、講師認定:実習と総合的な評価に基づき審査が行われ、合格することで日本正月協会認定講師として活動を開始できます。
学習範囲(基礎)
認定講師として開講できる講座の内容は、正月アドバイザー®検定初級~中級の試験範囲に相当する知識を網羅しています。具体的には、提供される全12回のカリキュラムに準拠した内容となり、これらを深く理解し、教えるスキルを身につけていただきます。
講座名 | 概要 | |
第 0回 | オリエンテーション | 年の瀬から大正月、小正月に至るまでの流れと、 講座の全体像をつかみます。 |
第 1回 | 縁起物 | 「縁起が良い」という概念について学びます。 |
第 2回 | 年の瀬 | 年の瀬に行われる慣習や行事について学びます。 |
第 3回 | お正月の伝統料理 | お雑煮、おせち料理、七草粥などについて学びます。 |
第 4回 | 初詣 | 初詣の作法や注意事項について学びます。 |
第 5回 | 新年のあいさつ | 新年のあいさつでのマナーなどについて学びます。 |
第 6回 | お正月飾り | お正月中に飾られる様々な飾りについて学びます。 |
第 7回 | 家の中の正月行事 | お正月中の家の中でのしきたりなどについて学びます。 |
第 8回 | 風習やいわれ | 初夢など、お正月の風習やいわれについて学びます。 |
第 9回 | 小正月 | 1月15日頃の様々な風習について学びます。 |
第10回 | お正月遊び | かるたや羽根つきなど、お正月の遊びについて学びます。 |
第11回 | 地域による多様性 | 地域ごとの多様なお正月の過ごし方の違いについて、 簡単に学びます。 |
第12回 | 総まとめ・お正月の近代化 | 昔のお正月から現代に向けての変化について学びます。 |
講師(ハイレベル)の要件は策定中です
ハイレベル講座は、専門家または専門家を目指す方に向けた講座となっており、基礎講座と認定の要件は異なります。現在、内容について策定中です。
公共教育機関での活用について:今後の展望
公共教育機関への導入に向けて
- Q公立学校や私立学校でのプログラム導入は可能ですか?
- A
現在、本講座の制度設計は、私塾・地域講座・文化サロンなど、公共教育機関以外での実施を前提としています。そのため、報酬体系や教材利用ルールも自由度の高い仕組みになっています。
一方で、公立学校・私立学校など、教育機関内での導入制度については、現在策定中です。日本正月協会は、将来的に学校教育の現場で広くお正月文化教育が展開されることを目指し、各教育機関のニーズに合わせた導入モデルを構築しています。
各先生との個別的契約というよりは、学校単位での包括的契約が望ましいところです。進捗があり次第、速やかにお知らせいたします。
日本正月協会と代表者について
- 日本正月協会:お正月文化研究の専門機関 日本正月協会は、日本の伝統文化である「お正月」に関する深い研究と、その魅力を国内外に伝える活動を行っている専門機関です。全国各地のお正月文化を調査・研究し、その知見を教育プログラムや教材開発に活かしています。
代表者:今成優太の紹介
- Q日本正月協会の代表者について教えてください。
- A
代表の今成優太は、群馬県渋川市出身。日本正月協会の創設者であり、グラフィックデザイナーとしての実務経験や応用情報技術者の資格など、情報発信にまつわる様々なスキルを活かして、海外や後世に、伝統文化としてのお正月の魅力を伝える活動をしています。彼は、日本全国47都道府県を車中泊で訪れ、各地のお正月の郷土文化の魅力を発掘・研究するフィールドワークを精力的に行っています。著書に「お正月の本 みんなのお正月全集2023」があり、HOT PEPPER、神戸新聞「まいどなニュース」、日経新聞などの記事監修、TBSテレビやテレビ新潟への出演歴もあります。

よくあるご質問(FAQ):あなたの疑問を解決
- Q講師資格がないと受講できませんか?
- A
はい。本講座は、教育的責任を伴う文化指導者の養成を目的としており、以下のいずれかを満たす方のみが受講対象となります。
- 教員免許や研修講師等の資格を保有している
- 継続的な講師業務の経験がある(ジャンル問わず)
- Q登録料や更新料について教えてください。
- A
登録料・初期費用は無料です。翌年以降は更新料(24,000円〜を予定。変更になる場合もございます。)が発生し、継続する場合はオンラインまたは対面にて面談・更新研修が必要です。初年度はお試し期間としての扱いとなり、活動に一定の制限が設けられます。
- Q認定講師として活動する上での禁止行為はありますか?
- A
以下の行為は禁止されています。これらを行った場合、登録の対象とならない、または登録が抹消となることがあります。その際、当事業にかかった費用の返還には応じかねますのでご注意ください。
- 政治活動、宗教活動、反社会勢力にまつわる活動
- ネットワークビジネス等への勧誘行為
- 教育活動に適さない行為、公序良俗に反する行為、暴力行為、暴力的言動、誹謗中傷
- 日本正月協会の名誉を既存する行為、他の講師の名誉を既存する行為、他の講師の活動を妨害する行為
- 日本の伝統文化継承の妨げとなる行為
- その他、当協会が相応しくないと判断する行為
お問い合わせ
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講座や認定講師制度に関するご質問、ご相談がございましたら、当協会お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
- 教育プログラムの全体像はこちら:https://www.oshogatsu.org/education-program/
まとめ:日本のお正月を、次の世代へきちんと伝えたい
「お正月」は、単なる年中行事ではありません。それは、私たちが受け継いできた豊かな精神文化、そして人との繋がりを象徴する大切な機会です。しかし、現代社会の変化とともに、その意味や習慣が失われつつあるのも事実です。
この日本正月協会認定講師制度は、そうした状況に歯止めをかけ、お正月の確かな知識と魅力を、あなたの手で次世代へと伝えるためのものです。体系化されたカリキュラム、充実した教育ツール、そして協会からの手厚いサポートを通じて、あなたは「お正月」を教えるプロフェッショナルとして、自身の教育活動をさらに豊かなものにできます。
今こそ、あなたの教育力を「お正月文化」のために活かしませんか? 日本の美しい伝統を未来へ繋ぐという、やりがいのある活動にぜひご参加ください。
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