【山梨県正月イベント】コラム「武田神社のお正月」|初詣|2020年

 2020年は、新型コロナウィルスの影響によって、7月~8月の夏祭りが、日本全国各地で軒並み中止になってしまったことがすでに発表されています。日本正月協会といたしましては、この影響が2021年の正月行事にまで及ばぬことを願うばかりです。

 さて、去る2020年6月19日、全国で新型コロナウィルスに伴う都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されたことを受け、日本正月協会でも改めて全国の観光情報配信を再開させていただくこととしました。今回の記事では、2020年の正月県、山梨県武田神社のお正月の様子をレポートさせていただきます。

武田神社のお正月の様子

山梨県のお正月~武田神社編~

武田信玄ゆかりのものが多い甲府市街の様子
甲府市には至るところに武田氏ゆかりのものが

 山梨県の有名な歴史的人物といえば、まずは何と言っても武田信玄公です。山梨県では、いたるところに武田信玄公に由来するものが見受けられ、山梨県のお正月の過ごし方にも非常に強い影響が見られます。

 山梨県の県庁所在地である甲府市。甲府駅を出て、北の方角、帯那山に向かってひたすら突き進んでいくと、突き当りに現れるのが武田神社です。

 山の裾野から、甲府盆地全体を見守るようにそびえ建つ武田神社は、まるで山梨県の守り神であるかのように人々を見下ろし、山梨県住民の方々の心のよりどころとなっています。

武田神社の三が日は、人でいっぱい!

 正月三が日中は、県内外から多くの参拝者がこちらを訪れ、人でごった返します。武田神社公式ホームページ (http://www.takedajinja.or.jp/3_seasons.html) によると、三が日はおよそ十万人もの参拝者が訪れるそうです。とんでもない数字ですね。

 このように、例年多くの人が訪れることを受け、甲府駅北側の区域では、多くの公共施設が臨時駐車場となって参拝者の駐車を受け入れます。しかし、遅い時間に訪問するとこれらの駐車場も満杯となり、駐車できないことがあります。もし、県外から訪問する予定の方は、それを見越してなるべく早い時間に訪れることをお勧めします。

武田神社前、鳥居の前には多くの屋台が

 三が日中、武田神社前の鳥居には多くの屋台が出店し、賑わいを見せています。ここで腹ごしらえをしてから参拝、というのも、一つの楽しみ方としてアリなのかもしれません。

 さらに、武田神社公式ホームページ (http://www.takedajinja.or.jp/3_seasons.html) によると、毎年成人式には鏡開きが行われ、およそ五百人の参拝者におしるこがふるまわれるそうです。とても楽しみですね。

なぜキティちゃん?実は山梨と関係が深いサンリオ株式会社~武田神社の宝物殿~

謎の深まるキティちゃん
謎の深まるキティちゃん

 武田神社の宝物殿に目をやると、キティちゃんの石像がお出迎えしているのが目に飛び込んできます。なぜ、神社という厳粛な空間の中に、このようなかわいらしいキャラクターが?と、多くの方が疑問に思われることでしょう。

 実は、キティちゃんのメーカーであるサンリオ株式会社、以前は「山梨シルクセンター」という社名でした。社名が変更され、現在の「サンリオ株式会社」になったのです。

 「山梨シルクセンター」という名前からもおわかりの通り、この会社は山梨の会社でした。山梨出身の創業社長、 辻信太郎氏の手により創設された山梨シルクセンターは、もともとは山梨県産の絹製品を販売する団体である「山梨シルクセンター」を、会社として独立させ、その後、幾度の変革の末、かわいいキャラクターグッズでおなじみの、現在のサンリオ株式会社となったのです。

 このように、社長が山梨出身だからこそ、キティちゃんの石像が、武田神社に設置されていたんですね。

宝物殿以外にも、武田神社はみどころいっぱい!

 さて、肝心の宝物殿の中には、武田氏ゆかりの品が中心となって収められている他、国指定の重要文化財である太刀「吉岡一文字」が収められています。そのほか、水滴の反響に風情を感じられる「武田水琴窟」、おいしい井戸水を持ち帰りできる「名水・姫の井戸」、荘厳なつくりの舞台「甲陽武能殿」など、武田神社にはみどころいっぱいです。

 それだけではなく、武田神社から出て目と鼻の先には「甲府市武田氏館跡歴史館 信玄ミュージアム」もあり、山梨県と武田信玄公とのつながりや歴史を知る、とても魅力的なスポットとなっております。ぜひ、皆様も、山梨県にお立ち寄りの際は、足を運んでみてください。

武田神社のお正月は新型コロナでどう変わる?

正月の武田神社に並ぶ人
密を作る武田神社のお正月

 2020年の正月三が日中、武田神社前では、参拝者が密な状態で列をつくり、長時間、順番待ちをしていました。新型コロナを受けて、この状態は2021年以降どう変わっていくのでしょうか?冒頭でも記載の通り、三が日で十万名ほどの来場者が予測される武田神社。2m感覚で列を作ることには無理があるようにも思われます。どうなるのでしょうか?対応が注目されます。

【お墨付き】協会理事からの推薦状

 日本文化は、徳川家康公が天下統一したことを皮切りに、大きく発展した側面があると考えています。武田信玄公は、その徳川家康公との敵対関係にありました。今でも山梨県の方々は、武田信玄公を大切に祀られており、そのことからも、山梨県は、徳川家康公を中心とした日本文化の大きな流れとは一線を画す、独特な流れの中にある地域ではないかと感じております。

 ぜひ、皆様もこの地を訪れ、その息吹を感じてみてはいかがでしょうか?

(協会理事 今成談)

武田神社への地図

【お知らせ】協会員ほか協力者募集、伝統行事情報募集、その他のお知らせ

日本正月協会は、お正月について様々な取り組みをおこなっております。当協会の活動内容につきましては、当協会広報誌「月刊お正月」をご覧ください。

>>月刊お正月バックナンバーはこちら

>>月刊お正月関連記事はこちら

1、縁起物で運気を上げて、コロナの脅威をしのぎましょう

日本正月協会は、縁起物の通販サイトを準備中です。医療に直接寄与することはできませんが、縁起物で運気を上げて、ぜひ、新型コロナウィルスの脅威をしのぎましょう。

2、正月行事を中心に、日本の伝統の継承、発展、周知に貢献できる仲間を募集中です。

 日本正月協会は、正月行事を中心に、日本の伝統の継承、発展、周知など、その価値を広く世に知らしめることを目的に活動しております。ご賛同いただける方、ともに活動していただける仲間を募集中です。以下よりお問い合わせください。

3、正月行事を中心に、日本各地の伝統行事の情報を通年、募集中です。

詳しくは、正月の殿堂2020の特設ページhttps://www.oshogatsu.org/dendo/)をご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA